学校の知識が 仕事で本当に役立つの?~建設会社の例~

学生の皆さん、建設会社新入社員の皆さん こんにちは。

現役ゼネコン勤務13年目のマサです。日本を含めて5か国、9現場経験しました。その経験から、タイトルについてお話したいと思います。

前置き

大学や専門学校で勉強している(もしくは勉強した)内容が、実際に社会に出てどのように役に立つのか知りたくないですか?授業で聞き逃しちゃまずい特に大事な項目が何か知りたくないですか?

僕自身の経験から、学校で習っている内容が、工事現場の勤務で実際に役立つのか疑問でした。そんな疑問を持っていると授業へのモチベーションが下がってしまいますね。そして授業への集中力が下がってしまいました。

現役学生の皆さんが、そんな勿体無い時間を過ごさなくてすむよう、

授業に集中できるよう、学校で習う事が実際に社会で役立つのか、どう活用されているのかを、なるべく「実体験」でお話出来ればいいなと思っています。

そして目の前の授業へのモチベーション維持の一助になれば幸いです。

こんな前置きをするくらいなので、授業で習う知識は非常に役に立ちます。

特に、次の単語が出てきた際には、聞く耳を立てておくことを強く推奨します。

土質工学系;N値 圧縮・圧密・密度 液状化

コンクリート系;スランプ 配合(国内だと使わないかも)、強度管理

測量;レベル、光波 これらはどっちかというと算数ですね。高校や中学レベルかと。

構造力学系;単純梁の計算

詳細は後ほど、説明します。これらの知識は絶対使います。間違いない!

余談??ですが、

もし あなたが意識高い系の学生であるならば、ぜひ土木工学以外の授業も積極的に出席してみて下さい。

ちなみに僕が最近勉強しているのは、AI(人工知能)です。

え?なんで土木系ゼネコンでAIなの?と思うかもしれません。

理由は簡単です。IoTのためです。土木業界にもIoTの波は確実にきてます。

測量にドローンを使ったり、バックホウを自動操縦したりだとか、そういう技術を使うように行政(国土交通省や地方自治体)から求められています。さすがに、上記のようなシステムを構築できる技術(AIエンジニア分野)は求められていませんが、人工知能がどういう技術で、土木分野にどのように活用できるかを知らないと、AIエンジニアと打合せが出来ません。 ・・・と偉そうなことを言っている僕も全く知識が無く、困っています。そこで独学ですが勉強を始めました。将来、皆さんが就職したときに、どのような知識や技術が要求されるか分かりません。可能であれば、色々な授業に顔を出してもいいかもしれません。別に単位を取る必要は無いので、テスト受けなくても、最悪つまらなければ途中から授業行かなくても良いので、試しに顔出してみてはいかがでしょうか。

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